作業日誌

車検時の素朴な疑問・・・

閲覧ありがとうございます。

今回は、写真が無いのですが近年「4WD・SUV」の中で増えている大径タイヤの装着・・・。純正タイヤサイズの外形数値を無視した大径タイヤへの装着って車検等どうなんだろう?と 疑問が生じましたので書きたいと思います。

当店でも、過去から数台ご依頼を頂いて交換作業を行わせて頂きましたが、純正タイヤよりタイヤ外径が大きいので、フェンダーからタイヤがはみ出そうになっていたり、タイヤハウス内に干渉してしまうとか不具合が必ずと言って良いほど発生しております。その為、最近では事前に確認を取らせて頂き行っております。

最近、素朴に思ったのですが私は前職「タイヤ館時代」に「インチUP・DOWN」する際は純正タイヤサイズと外形差が極力少なくなるようにタイヤサイズ選びを行って来ました。何故ならば「スピードメーター表記」との誤差が発生してしまい、例えば「メーター表記が100㎞」だとすると「タイヤ外径」が大きくなると「実測は100㎞より上」に表示されますよね、そうなると「車検」の検査時の判断はどうなるんだろうと思ったからです。

実際の車種やタイヤサイズによって誤差の大小は異なると思いますが、先日「マツダ/CX-5」のお客様より伺ったお話です。今までOKだったのに「235/55R19のスタッドレスタイヤでは車検が通らない。」 干渉もはみ出しも荷重指数も残溝もクリアーなのに、このタイヤだと車検を通せないとディーラーさんで言われたそうです。何故でしょう?・・・考えられるのは「外径」だと思います。

同車種を乗り継いで過去の車検は通ったのに、通らなくなってしまったそうです。標準サイズは「225/55R19」です。今回、新調するにあたり標準サイズに戻されました。自動車自体が安全装備が充実する事によってCPUで管理・制御されている車種が多くなっております。許容範囲はあるでしょうけど「マツダ」さんでは厳しく検査をしているのでしょうか。

スズキさん・トヨタさん・ニッサンさん等、人気SUVや4WDを展開するディーラーさんでは、車検検査時の合否はどうなっているのでしょうか?過去に不正車検が話題になった事もあるのに・・・でも、ユーザー車検ではオーナー様の自己責任となるから万が一の時はディーラーさんに責任は無いか・・・などと考えてしまった今日この頃です。

タイヤ交換作業を行う1店舗の観点から、一つだけご理解頂きたい事をお伝え致します。

「4WD・SUV」にお乗りのオーナー様の中で、社外ホイールに大径のオールテレーン(A/T)マッドテレーン(M/T)を装着している・これからしたいと思われているオーナー様にお知らせ致します。タイヤメーカー・ホイールメーカーにもよりますが、組み合わせによっては「ホイールバランス」が取り切れない程、アンバランス量がトラック並み以上(100g以上)に酷い場合があります。当方では、可能な限り対応致しますが、オーナー様には妥協して頂く可能性があります事はご理解頂きたく思います。

愛車の「ドレスアップ・カスタム」はオーナー様の自由です。ですが、「リフトアップ・社外ホイール・ 大径タイヤ のオールテレーン(A/T)・マッドテレーン(M/T)」は「オンロード・高速走行」向きではありません事は、よくご検討頂いてご理解の上ご選択頂きます様お願い致します。

今回の内容は、あくまでも純正タイヤサイズから大きく逸脱する大径タイヤについての個人的な疑問と感想になります。SUV・4WDを否定する事ではありませんので悪しからず。

最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。

ダンロップ エナセーブEC204訳有品

閲覧ありがとうございます。今回は、訳有品「ダンロップ エナセーブEC204」のご紹介をさせて下さい。

メーカー取寄せ新品未使用、セリアル(製造年月日)5123、日本製の「エナセーブEC204 205/55R16 91V」を在庫処分品としてご案内させて頂きます。

訳有とさせて頂いておりますが、先日当店にてお取り寄せご購入頂いた商品が入荷した当日にキャンセル・返金を求められ先方の諸事情によってやむを得ず受けた商品ですので、現物に不具合等は一切ございません。

近年のメーカー事情として、大手小売店の不適切な仕入れ・返品が問題視されております。シーズン毎に大量の仕入れを行いシーズンが終わると大量の返品により適切在庫管理が出来ない為、返品を受けない方向に向かっており、1部メーカーは既になっているそうです。どうしても返品の場合は、ペナルティ付きで返品を受けているそうです。もう大量生産・大量廃棄の時代ではないと言う事ですよね・・・。

その為、当店では本来在庫を持っておりませんが「在庫」となってしまったこちらのエナセーブを在庫処分品として販売させて頂きます。

価格は「お問合せ欄」よりご相談頂けますと幸いです。1台分のみのお取扱いとなりますので、完売の際はご了承下さい。

お問合せをお待ち致しております。

変形タイヤの事例

閲覧ありがとうございます。

久しぶりのブログとなってしまいました・・・が、昨年末にお持込みタイヤ交換時にお持ち込まれた品に問題がありましたので、ご紹介致します。

タイヤの内部を密閉する為に重要な「ビード部」に歪みがある品物が流通しておりました。タイヤメーカーが正規に出荷している物であればこのような品が流通していたら信用問題となります。既に答えを書いてしまいましたが、こちらの商品は国内タイヤメーカーのブランドですが、「並行輸入品」です。私も原産国を見るまでは、この変形に気が付かず組付けを行う準備をしている際に違和感を感じ発見に至りました。

国内タイヤメーカーや欧州タイヤメーカーであればこんな心配は皆無でしたので油断しておりました。このタイヤメーカー営業マンに確認した所「同ブランドの海外生産品は国内に流通していません。」との事により「並行輸入品」だと確定しました。

並行輸入品を取り扱われる業者さん・販売店さんも多くありますが、このような品質の商品を販売するのはどうかと思います。

ちなみにこの歪み、簡易梱包のPPバンド跡ではありません(バンド跡は別の所に有り、歪んでいません)ですが、PPバンドにて歪むタイヤメーカーもありますので到着後は速やかにカットして下さい・・・。ですが、私からしたら商品が変形する程縛り上げる方がおかしいと思います・・・。この話はまた機会を見て書きたいと思います。

ネットでお買い得になんでも購入出来るようになりましたが、対面販売ではないのでネットショップさんはしっかりと取扱い商品を管理して頂きたい。勿論、大多数のお店が良心的なお店だと思いますが・・・1部今回の様なお店が存在するのも事実ですから・・・。

今回の商品を装着して、以後トラブルが発生しても当方では対応しない旨をお伝えし、ユーザー様の責任で乗車・使用するとの事でしたので作業を続行致しました。私としては「返品・交換」の連絡対応がご面倒とは思いますが、明らかな不良品ですので装着はやめて頂きたかったです。1トンを超え時速100㎞等で走行し雨天・悪路等で、殺傷能力を持つ自動車をコントロールするタイヤが正常ではない場合の予見は出来ませんから・・・最悪の場合の際は、周りに被害が出ませんように・・・。

ネットでタイヤをご購入され当店にて作業をご依頼下さる皆様は万が一、今回の様な不良品の際は御面倒でも「返品・交換」の手続きをして下さい。また、今回の様な事があると交換完了までに1週間程度ずれる事もありますので、車検やご旅行直前等のタイヤ交換予定は避けた方が宜しいかと思います。余裕を持ったご検討をお勧め致します。

最後まで読んで頂きまして誠にありがとうございました。

2023年 ありがとうございました。

閲覧ありがとうございます。

早いもので、2023年の営業も本日最終日を迎えました。今年も当店をご利用下さいましたお客様の皆様、誠にありがとうございました。

一時期、閉店を考えざるを得ない時期もありました。ですが、今日まで営業を続ける事が出来ましたのも偏に諸先輩方の叱咤激励と、何よりこんな小さなお店を見つけて下さり、幾度となくご利用下さり御贔屓にして下さるお客様皆々様のおかげです。本当にありがとうございました。

また、こちらの不手際によってご迷惑をお掛けしてしまったお客様には大変申し訳ございませんでした。再度、ご利用頂ければ幸いですがお店選びはお客様に委ねられておりますので、立場上多くを望める立場ではありませんが「もう一度行ってみようかな?」と、いつか思って頂けたら嬉しい限りです。

2024年も、23年より自分自身クォリティーを下げる事なく、お客様のご信頼に100%お応えしご満足頂けるように精進して参りたいと思います。

どうぞ、2024年も「N-style」を宜しくお願い致します。

それでは、皆々様良いお年をお迎え下さい。そして、2024年も幸多からん事を願って、2023年を終えたいと思います。

ありがとうございました。

ロータス・エスプリ お持込み 16インチ タイヤ交換

閲覧ありがとうございます。

O様、この度も当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。

今回は「ロータス・エスプリ」スーパーカーのご来店です。

幼き頃、トミカのミニカーを良くねだって買って貰っていましたが、スーパーカーと呼称されていたシルエットやカラーリングは、やはり「赤」「平べったい」「リトラ」でしょうか。「フェラーリ・ロータス・フォード」等のミニカーが記憶に残っております。・・・本物です・・・実車が、当店にご来店・ご依頼下さいました。

こちらの様な希少な車輌、大事にされているオーナー様よりご依頼を頂ける事が、 本当に嬉しいかぎりです。 しかも、スポーツカーの代名詞と言っても過大ではない大好きな「リトラクタブルライト」のお車。もう生産されていなく、既存で大事に保管されているオーナー様や、乗り続けていらっしゃるオーナー様の車輌のみではないでしょうか・・・悲しいです・・・。

リトラクタブルライトを搭載した車輌のオーナー様は、製造から時間が経ち部品も限られ税金 (13年ルールの増税反対!) も上げられ維持するのにはご苦労が絶えないと思います。それでも、勝手な個人的な気持ちですが、可能であれば維持し続けて頂けたらと思います。1980年代~2000年代位の車輌が、自動車社会として大きく発展した頃だと勝手に思っており、現代の「車離れ」には色々な要因があると思いますが、古き良き自動車黄金時代の面影を感じる車輌が発表され、ファッションの流行の様に再燃してしてくれたらいいなぁと勝手に思わせてくれる1日でした。

O様、この度も当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。

またのご利用お待ちしております。