外面パンク処理の危険性

閲覧ありがとうございます。

ゴールデンウィークも終わりお出掛け先での出来事や思い出の余韻に浸りながらも日常に引き戻されている今日この頃ですが、皆さんはどうお過ごしでしょうか?

皆さんは、ゴールデンウィークお出掛け先で「パンク」してしまった事はありますでしょうか。「パンク」は「いつでも・どこでも・どなたでも」走行する限り可能性はあります。

今回は、先日タイヤ交換をさせて頂いたお車のタイヤが大変危険な状態だったので、ご紹介させて頂きます。

タイヤ側面に引き摺り痕が合ったのでまさかとは思いましたが・・・。外面処置の痕跡もあり、パンク修理の危険性をお伝えしようと思ったのですが、オーナー様のお話を伺うと「お車を購入されて初めてのタイヤ交換でパンクした事はない」との事でした・・・。

そうなりますと、この危険な状態で納車から今日まで走行を重ねていた事になります。剥がしたこのタイヤをご覧になり、奥様やお子様を乗せてのお出掛けで高速道路を走っていた事実にオーナー様も驚いておりました。

前のオーナー様がどの様な経緯でこの状態を放置したのかは分かりませんが、タイヤ内部を確認しない外面パンク修理程危険な事はありません。

パンク修理とは、「単純に空気漏れを止める」事ではありません。「修理後も安全に使用出来る」事がパンク修理の大前提となります。

ガソリンスタンド・オートショップ・カーディーラー・中古車屋等々、タイヤに携わるお店は無数にありますが、全てのお店が「適切な判断・処置が出来る」訳ではない事が、今回の事例と言う事になります。

近年は「スペアタイヤ」を搭載していない車輌が大半を占めてきております。また、パンクをしている事が解り難い「偏平・大口径タイヤ」を装着している車輛が増えています。この事から、パンクの場合は「早期発見」が重要となり適切な判断と処置を行う事で、余計な出費を抑え安全なカーライフへと繋がります。

発見が遅れれば高額になってしまったタイヤ交換が待っていますし、判断と処置を間違えれば忘れた頃の楽しいはずのご旅行等の長距離移動時に重大事故へと繋がる可能性が高まります。どちらにしてもオーナー様にとっては望ましい事では無いと思います。

最後まで読んで下さった皆様には、タイヤの低内圧(パンク)には百害あって一利なしと言う事がご理解頂けたかと思います。エアーチェックは定期的に行って下さいね。

最後までありがとうございました。

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