バルブ・リムエアー漏れ事例ご紹介

閲覧ありがとうございます。

今回は「別のお店でタイヤを新調して数日後から空気圧が下がるから点検して欲しい」とのご依頼を頂きまして行わせて頂きました作業のご報告となります。

点検の結果、バルブの根元とリム部からエアーが漏れている事が確認されました。

タイヤを剥がしてみると、スチールバルブに使用している「グロメットパッキン」が朽ち果てる寸前の状態でした。新しいタイヤへ交換をする時に交換していれば・・・さらには、リム部の状態はと言うと腐食による凹凸とタイヤカスによる凹凸によってエアーが漏れていた模様です。

1~3枚目下側の状態を4枚目の写真下側が、清掃を行った状態です。これだけでも見た目に大きな変化が出る程の状態のまま、新しいタイヤを組み付けるとは・・・しかも4本全てが同じ状態でした・・・ 作業を行う同業としては憤りを感じてしまいそうです。

タイヤ交換作業は 「走行の安心」 「同乗者の安全」に直結する作業となると私は思っております。その為、当店では普通車でも交換作業は1時間程度は掛かってしまいます。お客様によっては「そんなにかかるの?」言われる事もありますが、私が教わってきた「タイヤ交換」の「当たり前の作業」を行うと多少のお時間は掛かってしまいますので、ご理解の程お願い致します。

作業完了後の再漏れチェックでは、再発は収まっていましたがオーナー様には、凹凸の有るリムにフィットさせてしまったタイヤがフラット面に綺麗に密着するまでの間、1週間程度は様子を見て下さいとお伝え致しました。

最初から、適切な作業を行っていればオーナー様のご不安も、ご負担も無くて済んだのにと思います。

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