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今回はタイヤを取り付けるにあたり重要な「ハブ」の事を書きたいと思います。

タイヤ業界で「ハブ」と言いますとホイールが乗る、中央部の突起部分の事を言います。

タイヤの適切な取付とは、このハブ部にホイールが乗っかりボルトナットで規定トルクで締め付ける事が正常・適切な取付となります。

ここで注意が必要なのは、社外ホイールを装着する場合です。お洒落なホイールにインチアップ等をする際、社外のホイールメーカーは、各自動車メーカーで大きさの異なる複数の車輛に装着出来るように、ホイール側のハブ部が大きく開口されております。その為、そのまま車輛に取付をしようとすると、車輛側ハブとホイール側のハブ間に隙間が発生します。

そうすると、ボルトナットのみでタイヤと車輛を繋ぐ事となりシャフトとの中心が取れない事が多いため、高速走行中にハンドルブレが発生しやすい状況となります。更に過多な重量のインチアップをしている場合は負荷が大きく掛かりますので最悪の場合ボルトが折れてタイヤが外れる可能性もあります。

社外ホイールでインチアップをする際は必ず隙間を埋める「ハブカラー（ハブリング・以後ハブカラーと呼称します）」を装着しましょう。中心の取れないホイールはタイヤの脱着だけでも、気を付けないとホイールのナットホールに傷を付けます。

製品として信頼が出来るホイールメーカーさんでは、取り付ける車輌用にハブカラーが付属していたり、オプション設定にてご案内があります。輸入車用では車種専用（通称「ハブ専用・車種専用」）のアルミホイールが販売されています。それだけ「安全・安心・信用・信頼」の品質商品を提供するのに気を配っているということになります。

当店をご利用下さるお客様の中にもハブカラーを装備している方いない方といらっしゃいますが、私一個人の意見感想ですがインチアップをしているかたは装着をおススメ致します。