リム裏 密着ポイントに深いレバー痕・・・

閲覧ありがとうございます。

今回は、タイヤとホイールの密着「気密」に重要な部分へ無数のアタック痕があるホイールが有りましたので、ご紹介致します。

今回が、2回目となるタイヤ交換のご様子です。新車時に使用されているバランスウェイトが付いたままの状態でした。ホイールバランスも取り直していないのでしょうか?わかりませんが・・・。

タイヤを組み込むにあたりドロップ(1番深い所)にタイヤのビード部を落とさないと組み込みや剥す作業は出来ません。ここに落ちていない状態で機械を動かすとタイヤが破けます。その為、硬いタイヤを組み込む・剥す際に経験や設備不足の場合、金属レバーをリム裏に引っ掛けて押し込む・・・様な作業を行うスタッフさんが、その時に深いアタック痕を付けます。

たった1度のタイヤ交換でこの数のアタック痕を付けるとなると・・・予測が付きますね・・・相当な回数に渡り重要部にレバーにてこじってタイヤを組み付けていたようですね・・・。

こちらのオーナー様には現状をお伝えし当方で出来る処理を行い作業をさせて頂きました。このアタック痕からエアーが漏れる事例は幾度となく目の当たりにしてきましたから軽視は出来ません。

「ウェイトを剥さない」「不可解なバランス作業」「ホイールへのアタック痕」等々、不適切と思われる作業を行うタイヤ取扱店が少なからずある事がとても残念ですね・・・。

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