作業日誌

変形タイヤの事例

閲覧ありがとうございます。

久しぶりのブログとなってしまいました・・・が、昨年末にお持込みタイヤ交換時にお持ち込まれた品に問題がありましたので、ご紹介致します。

タイヤの内部を密閉する為に重要な「ビード部」に歪みがある品物が流通しておりました。タイヤメーカーが正規に出荷している物であればこのような品が流通していたら信用問題となります。既に答えを書いてしまいましたが、こちらの商品は国内タイヤメーカーのブランドですが、「並行輸入品」です。私も原産国を見るまでは、この変形に気が付かず組付けを行う準備をしている際に違和感を感じ発見に至りました。

国内タイヤメーカーや欧州タイヤメーカーであればこんな心配は皆無でしたので油断しておりました。このタイヤメーカー営業マンに確認した所「同ブランドの海外生産品は国内に流通していません。」との事により「並行輸入品」だと確定しました。

並行輸入品を取り扱われる業者さん・販売店さんも多くありますが、このような品質の商品を販売するのはどうかと思います。

ちなみにこの歪み、簡易梱包のPPバンド跡ではありません(バンド跡は別の所に有り、歪んでいません)ですが、PPバンドにて歪むタイヤメーカーもありますので到着後は速やかにカットして下さい・・・。ですが、私からしたら商品が変形する程縛り上げる方がおかしいと思います・・・。この話はまた機会を見て書きたいと思います。

ネットでお買い得になんでも購入出来るようになりましたが、対面販売ではないのでネットショップさんはしっかりと取扱い商品を管理して頂きたい。勿論、大多数のお店が良心的なお店だと思いますが・・・1部今回の様なお店が存在するのも事実ですから・・・。

今回の商品を装着して、以後トラブルが発生しても当方では対応しない旨をお伝えし、ユーザー様の責任で乗車・使用するとの事でしたので作業を続行致しました。私としては「返品・交換」の連絡対応がご面倒とは思いますが、明らかな不良品ですので装着はやめて頂きたかったです。1トンを超え時速100㎞等で走行し雨天・悪路等で、殺傷能力を持つ自動車をコントロールするタイヤが正常ではない場合の予見は出来ませんから・・・最悪の場合の際は、周りに被害が出ませんように・・・。

ネットでタイヤをご購入され当店にて作業をご依頼下さる皆様は万が一、今回の様な不良品の際は御面倒でも「返品・交換」の手続きをして下さい。また、今回の様な事があると交換完了までに1週間程度ずれる事もありますので、車検やご旅行直前等のタイヤ交換予定は避けた方が宜しいかと思います。余裕を持ったご検討をお勧め致します。

最後まで読んで頂きまして誠にありがとうございました。

2023年 ありがとうございました。

閲覧ありがとうございます。

早いもので、2023年の営業も本日最終日を迎えました。今年も当店をご利用下さいましたお客様の皆様、誠にありがとうございました。

一時期、閉店を考えざるを得ない時期もありました。ですが、今日まで営業を続ける事が出来ましたのも偏に諸先輩方の叱咤激励と、何よりこんな小さなお店を見つけて下さり、幾度となくご利用下さり御贔屓にして下さるお客様皆々様のおかげです。本当にありがとうございました。

また、こちらの不手際によってご迷惑をお掛けしてしまったお客様には大変申し訳ございませんでした。再度、ご利用頂ければ幸いですがお店選びはお客様に委ねられておりますので、立場上多くを望める立場ではありませんが「もう一度行ってみようかな?」と、いつか思って頂けたら嬉しい限りです。

2024年も、23年より自分自身クォリティーを下げる事なく、お客様のご信頼に100%お応えしご満足頂けるように精進して参りたいと思います。

どうぞ、2024年も「N-style」を宜しくお願い致します。

それでは、皆々様良いお年をお迎え下さい。そして、2024年も幸多からん事を願って、2023年を終えたいと思います。

ありがとうございました。

ロータス・エスプリ お持込み 16インチ タイヤ交換

閲覧ありがとうございます。

O様、この度も当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。

今回は「ロータス・エスプリ」スーパーカーのご来店です。

幼き頃、トミカのミニカーを良くねだって買って貰っていましたが、スーパーカーと呼称されていたシルエットやカラーリングは、やはり「赤」「平べったい」「リトラ」でしょうか。「フェラーリ・ロータス・フォード」等のミニカーが記憶に残っております。・・・本物です・・・実車が、当店にご来店・ご依頼下さいました。

こちらの様な希少な車輌、大事にされているオーナー様よりご依頼を頂ける事が、 本当に嬉しいかぎりです。 しかも、スポーツカーの代名詞と言っても過大ではない大好きな「リトラクタブルライト」のお車。もう生産されていなく、既存で大事に保管されているオーナー様や、乗り続けていらっしゃるオーナー様の車輌のみではないでしょうか・・・悲しいです・・・。

リトラクタブルライトを搭載した車輌のオーナー様は、製造から時間が経ち部品も限られ税金 (13年ルールの増税反対!) も上げられ維持するのにはご苦労が絶えないと思います。それでも、勝手な個人的な気持ちですが、可能であれば維持し続けて頂けたらと思います。1980年代~2000年代位の車輌が、自動車社会として大きく発展した頃だと勝手に思っており、現代の「車離れ」には色々な要因があると思いますが、古き良き自動車黄金時代の面影を感じる車輌が発表され、ファッションの流行の様に再燃してしてくれたらいいなぁと勝手に思わせてくれる1日でした。

O様、この度も当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。

またのご利用お待ちしております。

不適切な作業・・・

閲覧ありがとうございます。

今回は、少し前に「TIREHOOD」にてご購入されたお客様の作業を承りました際の出来事をご紹介致します。

こちらのご依頼は「TIREHOOD」にて新品のタイヤとホイールのセット済み商品を、オーナー様の車輌へ脱着作業を行う予定でしたが、入荷後養生を外してみると3/4本のバランスウェイトが剝がれていてデザイン面に張り付いておりました。取り除いた際、ウェイトのりが残ってしまっていて「傷」を付けずに清掃するのが場所的に大変でした・・・。

この様な場合でも、当方は「TIREHOOD」から「脱着費用」しかもらえないんです。当初は柔軟に対応してくれていたのですが 、会社が大きくなったのでしょうか?社名が変わり管轄が代わり某オートショップと提携しと、「TIREHOOD」立ち上げ時から大元が変わるまでは、年間表彰が有ったり価格帯等の話を柔軟に検討してくれて持ちつ持たれつの良い関係で来ていたと感じていたですが、今では「条件が嫌なら退会してくれて結構です。」と言う様な内容を提示され、現場に大変厳しい扱いになってきました・・・。まぁ・・・大手企業からみれば吹けばすぐ飛んでしまいそうな小さな個人店ですから仕方がありませんが・・・。

今回の件では、不幸中の幸いでオーナー様もこの状態を予見していたかの様に事前に「入荷したら別途費用を支払うので、ホイールバランスを取り直して下さい。」とご依頼を頂いておりましたので、オーナー様にこの件はお伝えしておりませんが、結果オーナー様が不快な思い無く安心して頂けたと思います。TIREHOODを経由されるご依頼ですと、当方とTIREHOODとは外注委託作業となり、お客様がTIREHOODとの売買となります事をご理解の程宜しくお願い致します。

それにしましても無数の商品ジャンルが、ネット販売されてとても便利な世の中になりました・・・が、1部のショップは売買に対して「自覚・責任」に乏しい所があるように思えてきました。

お客様は、販売スタッフとの対面が行われず気を遣わなくて楽な反面、販売店側はお客様の顔を見ない分「手間・備品経費」を掛けない「効率重視」になっているのかな?という所が、見受けられます。

この件も結果、お店ではなく「販売・作業」に携わったスタッフの「自覚」の問題だと思います。どんなに大企業系列のお店でも、テレビCMを行っている有名店でも、販売・作業をするのは末端の現場の社員さんか派遣社員さんかアルバイトさんです。

とても便利なネット購入ですが、ショップを利用するユーザー様(私も含め)は、今後購入する品物によってネット購入か店頭購入かを使い分ける事が必要になりそうな気がしますね。

今年もスタッドレスタイヤ商戦始まりました

閲覧ありがとうございます。

今年も「スタッドレスタイヤ商戦」が始まりました事をご案内致します。

先日、冬季予報がテレビで放送されました。その内容では「スーパーエルニーニョ現象」と言っておりました。基本的に暖冬ではあるようですが、東日本太平洋側は降水確率が平均より高いと予測されています。

数年前にも「エルニーニョ現象」発生年の冬季に関東平野部で、数センチの積雪を観測された年がありました。天気予報で「雪」予報が発せられてからの準備だと損する(無駄になる)事が多くあります。これも毎年お伝えしておりますが「費用・労力・時間」が多く損なわれる傾向があります。

お車のタイヤサイズによっては、必要に迫られても「完売・取寄せ」で間に合わない。スタッドレスタイヤをお持ちでも作業予約が取れない、当日予約を取っても待ち時間がとても長い、電話で問い合わせして行えるお店を探しても受けて貰えない等々・・・。

こんな小さな店舗でも「雪予報」が出た時や年末押し迫った20日以降頃に、作業のお電話を頂く事が例年ありますが既にご予約の作業予定で埋まっており、稀にキャンセルにて空く事もありますが全てのご用命に応える事が出来ません。

冬の時期には「スタッドレスタイヤ」を装着しましょう。慌ただしい年末にハンドルを握るドライバーの皆さん、運転に「心(気持ち)の余裕を持つ」為にも、冬の準備はお早めにして下さい。