経年劣化(オゾンクラック)判別目安

閲覧ありがとうございます。

今回は「オゾンクラック」の限界値のご紹介をしたいと思います。

タイヤは使用開始から3年程度を超えて来ると、タイヤ側面に「ヒビ」が入ってきます。(使用環境によって発生状況は異なります)

稀に、ごく初期症状のクラックに対し「ヒビが入っていて危ないから早く交換した方が良い」とタイヤを販売しているお店から交換を催促されることがあるようです。(お客様の情報)

写真の1枚目にある「ヒビ」の程度となりますと、他の写真の様に実際にはかなり深いクラックとなっております。装着中ではクラックの深さは見る事は出来ませんが、危険性の高いクラックは細かいヒビが横に1本筋として繋がってしまっている場合になっている事が多いです。

なので、短く細かいヒビが発生している状態では、まだタイヤ交換に対し緊急性は無いと考えます。早め早めの交換する事に越した事はありませんが、危険性を必要以上に煽ってタイヤ交換を催促するお店に対しては必要無いと思います。

タイヤも信頼出来るメーカーさんの品は高額で大きな出費となりますので、交換まで間にタイヤの種類・価格等を検討して予算を組んで購入して頂きたく思います。

判断に困っている方は、信頼出来るスタッフさんに診断してもらいましょう。

私もタイヤ業界に20年を越えて従事してますので、少なからず色々な状態のタイヤを拝見しておりますし、年間2000本を超えるタイヤ交換作業もさせて頂いておりますので、少しは見る目を養っていると自負しております。

当方でも宜しければ拝見させて頂きますのでお気軽にお問合せ下さい。

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