セパレーション原因は・・・

閲覧ありがとうございます。

今回は、先日サマータイヤへ履き替えを行ったお客様のタイヤにセパレーションを発見しました。

タイヤ側面に薄っすらと「コブ」を発見し交換をおススメしました。

交換に辺り「コブ」の部分をマークしていざ剥して見ると、マーク部に隣接するビードがパックリ切れておりました。

この切れ方は、組み込む際に適切な作業を怠った為に切れたと思われます。機械任せに作業を行うと写真の様になります。こうなる前に予兆が有ったはずですが何故途中で止めなかったのでしょうか?疑問が残りますが「どうなるとこうなる」と言うのが分からなかったんでしょうね。

偏平率の低いタイヤですから、適切に組み込む作業には「コツ」と「経験」が必要です。偏平率の高いタイヤと同様な組み込み作業を行えば当然の結果ということでしょうか?

ただ1番酷いと感じたのは、そのままお客様の車に装着して作業を終えているという事です。本来であれば、「弁償」に値する作業レベルです。責任を負うのが嫌だったのでしょうか?見えない場所だから分からないだろうと思ったのでしょうか?

100歩譲って軽微のカットであればセパレーションは起こらなかったでしょう。(カットはダメですけどね・・・)もし、このままセパレーションに気が付かずに走行されていて、突然バーストが高速移動中にでも起こったら人命に関わる事故になります。

ロープロタイヤ(偏平率55以下)のタイヤや17インチ以上のタイヤ交換は適切な作業を行えるスタッフさんにご依頼下さい。あちらこちら無数に「タイヤ交換出来ます」のお店が出来て来ました。

当店にて作業させて頂いた数多くのお客様のタイヤ状態を見る限り、少なからずタイヤ交換作業に携わるには経験不足のスタッフさんが適切な教育を受けずに最前線でタイヤ交換作業を行っているお店が残念ながら有るというのが事実です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です